セレクション・シリーズ ジュラ(Jura) 10年

セレクション・シリーズ ジュラ(Jura) 10年
原産国:スコットランド
地域:アイランズ
蒸溜所:ジュラ
蒸溜所稼働状況:稼働中
タイプ:シングルモルトウイスキー
容量:700ml
アルコール度数:56.5%
カスクタイプ:バーボン・ホグスヘッド
蒸留年度:2009年
ボトリング:2019年
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セレクション・シリーズ ジュラ(Jura) 10年 です。
これは、ハイランダー・リカーズのオリジナル商品で、ハイランダー・リカーズがセレクトした10年モノのジュラの単一のカスクからカスクストレングスでボトリングしたものです。
現地からの直輸入の仕入れにより、直販しているため、お求め安い価格となっております。
<テイスティングノート>
ノーズ:麦芽、塩気、ワックス、微かにライムのような柑橘味
パレット:ライト、甘い、ナッツ、微かなスモーキーさ
フィニッシュ:ミディアム〜ロング、チョコレート、塩気、
<ジュラ蒸溜所について>

ジュラ蒸留所は、アイラ島の北東にあるジュラ島唯一の蒸溜所です。ここでは年間220万リットルの印象的なウイスキーが生産されており、そのほとんどがシングルモルトウイスキーで、オフィシャルとしてリリースされているボトルは非常に有名です。
生産に使用される水は、ジュラ島にあるアバイル・マールガイ湖 ( Loch a’Bhaile Mhargaidh ) から採取されています。ジュラ蒸留所はスコットランドの海岸線から97kmの場所に位置しているため、アクセスがとても大変なため、作家ジョージ・オーウェルは、この場所にアクセスするのがどれほど難しいかという点で、蒸留所を「アンゲッタブル(un-get-able)」と呼んでいます。
蒸留所には、2つのウオッシュ・スティル(初留釜)と2つのスピリット・スティル(再留釜)、計4つのポットスティルがあります。ウォッシュ・スティルの容量は各24,500リットルで、スピリット・スティルの容量は15,500リットルです。すべての蒸留器の首にはくびれ部分があり、蒸留器内で生じる逆流の量を増加させ、その後首は再び広がり、徐々に円錐状の上部にいくにつれて狭くなります。
ジュラの蒸留器は高さ8.5mもあり、グレンモランジーが首位に立つ1843年まで業界で最も高いものでした。蒸留器は、大麦の高エステルの香りを強調する珍しい形をしており、特に軽くてフルーティーなウイスキーを生み出します。ポットスチルから伸びる「ライン・アーム (lyne arm)」と呼ばれるパイプは、スチルハウスの外壁にあるコンデンサーに接続され冷却されます。
1978年以来、ジュラ蒸溜所では、近くのアイラ島にあるポートエレン・モルティング施設からモルトを調達していますが、これらのモルトは、ピートの効いたものとピート香が無いものがあり、スピリッツに複雑な風味を与えています。また、ポートエレンは麦芽の調達に細心の注意を払っており、最高品質の穀物のみを選択していますが、それらの多くはスペイサイド地域のものです。また、麦芽製造プロセスで使用される泥炭は、ジュラ島自体から供給されます。
ジュラ蒸溜所には、スピリッツを熟成させるための一連のオンサイト保税ラックおよびダンネージ倉庫があり、厳選されたアメリカとヨーロッパのオーク樽を使用し、シングルモルトを熟成しています。
*写真のカラーは、出来る限り現物の色に近くなるよう調整していますが、光の反射、モニターの見え方により実物とは多少異なって見える場合がありますので予めご了承ください。